自転車

新しい自転車を買った。Pinarello PARIS である。

年式は 2011 年モデルなため、自転車として新しいわけではない。自分にとって新しいというだけだ。
なので今更インプレなど書いてもどうしようもないので、長らく使われていなかったこの日記コンテンツを使って感想を書こうという次第である。

5 年前のモデルになるが、PARIS の最終モデルとなる 2014 年モデルと同じ東レの 50t カーボンを使用している。カーボンの種類はよくわからないが良いカーボンということがわかる。
コンポーネントはカンパニョーロ、アテナ。一般的に日本で流通しているロードバイクはシマノという釣り具メーカーのコンポーネントを備えており、コスパが大変よろしく、性能も申し分ない。
対してカンパニョーロはイタリアのメーカーであり、イタリアゆえに美しい。アテナは上から3番目のグレードに当たるが、最上位のものと同等の形をしており非常にレーシーである。

イタリアのものは美しいが高い。ピナレロはイタリアのメーカーであり、カンパニョーロもイタリアである。このように高価なものを私が手に入れられるかというとかなり厳しく、ヤフオクを巡回する日々を数週間行ったのちにこの自転車を落札に至った。
結果としてはかなりお得な買い物となり、満足である。それでは感想を書いていこうと思う。


乗った時に感じた事

速い。今まで河川敷を走っても、涼しい顔で颯爽と追い抜いていく自転車が不思議でならず、どれだけ鍛えれば良いのかと絶望した時もあったが、なるほど、良い自転車は速いという事がわかった。
構造がしっかりと考えられているせいか、力を入れただけ進む。力を入れなくても進む。
いつもよりも追い抜いた数が多いように感じた。

他の自転車が気にならない。今までは通過する自転車を見るたびに「いいなあ」「俺も欲しいなあ」と羨んでいたが、その物欲も満たされ、自分の走りに集中できるようになった。
同じピナレロを見ると「いいの乗ってるな…」と勝手に仲間意識を抱いたりした。

乗り心地

やはり、ヤフオクに自分が求める車種・コンポ・サイズの全て揃った自転車が出品されるということはなく(多く流通しているのは別にして)、ワンサイズ大きいものを買った。それでも以前乗っていたクロスバイクよりは小さいのでポジションは出せた。

さて乗り心地であるが、軽い、というのが第一印象だった。

路面の段差を越えても振動が体を突き抜けるということもなく、フレームがある程度吸収してくれるのを感じた。
特に 30km/h を超えたあたりからが至高で、漕いだだけ進むというのを実感できた。
あとは、「まっすぐ進む」「疲れない」というのも感じた。
まっすぐ進むのは当たり前じゃないかと思うかもしれないが、おそらく自転車の左右のバランスが取れているのだろう。左右のバランスが良いので変な力をかけなくても進み、疲れにくい。
ピナレロのアシンメトリックなフレームの技術力というところだろう。

シフトチェンジ

カンパニョーロはシマノと操作が異なり、親指でシフトアップをする。これについては特に感動というわけではないが、理にかなっていると感じた。
シフトアップしたい時は下ハンドルを持っている時やダンシングをしている時で、下に力がかかりやすくなっている。その時に親指を押下するとシフトアップできるが、手にストレスをかけずに動作が行えた。

カンパニョーロは持ち手の部分、ブラケットというが、この部分が人間工学に基づいて形作られている。これが非常に手にしっくりくる。とても握りやすく、これも疲れにくさに関係していると思われるが、ブラケットに関してはカンパニョーロの醍醐味であるといえよう。

一つ問題として、シフトダウンの動作が非常に怪しく、特にフロントの変速が5回に1回ほどしかうまくいかず、始めの方はこのせいでひやっとした場面もあった。まあこれは店で調整をすれば良いのでどうということはないが、新品でない自転車を乗り出す時はいきなり遠出せずまずは店に持って行った方が良いと思った。

計測器

やはり色々な数字がわかった方が良いというのは性である。

今回は自転車を家の中に置いておくので盗難の心配もなく、計測器をつけた。
ちなみにスピードメーターをつけたまま家の駐輪場に置いておいたら盗まれたので、そっちの自転車にはそれいない何も付いていない。

さて、スピードメーターに加えてケイデンスと心拍数も測れるようにした。
特にそれがわかって、何ということもないが以外と心拍は上がっていることがわかったし、ケイデンスも多くもなく少なくもなくということがわかった。
今後トレーニングをする際に何か基準を調べて行っていこうと思う。

ちなみに計測の結果は以下である。

11 もの区間で過去最速記録が出た。感動である。


というように、自分のような週末にちょっと出かけるだけの人間であれば、中古の自転車でもかなり満足度を得られることがわかったし、かなりモチベーションが上がった。

いい自転車は体験を変える。皆も乗って欲しい。


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